先週の金曜日は、月一居酒屋 地ねた屋 開店日 でした。
今月の月一居酒屋「地ねた屋」は、袋井の「國香酒造」さん
の松尾晃一杜氏兼社長さんをお招きし、國香さんのお酒を
味わいながら、静岡吟醸についてのお話をお聞かせ頂き
ました。
写真 中 松尾晃一杜氏
袋井市の北端、お茶処森町にも近く、周囲をお茶畑で囲まれた
蔵元国香酒造さんは、蔵内にふんだんに湧き出る地下水を使い、
静岡酵母HD-1で、究極の静岡型の吟醸造りをされています。
蔵元杜氏である松尾晃一社長は、静岡吟醸の生みの親河村
伝兵衛先生より、静岡型の吟醸造りの一番弟子として拝命さ
れた杜氏名 傳一郎を名乗られています。
●壱の酒 傳一郎 純米吟醸 手造り生
◆アルコ-ル度数】 15-16 ◆日本酒度 :+7 ◆酸度 :1.2
◆山田錦 60%精米 ◆酵母 静岡吟醸 HD-1 1.8L 3050円
●弐の酒 國香 純米吟醸 中汲み無濾過おりがらみ
◆アルコ-ル度数】 16-17 ◆日本酒度 :+8 ◆酸度 :1.3
◆山田錦 50% ◆酵母 静岡HD-1 1.8L 4200円
●参の酒 國香 特別純米 無濾過生原酒おりがらみ
◆アルコ-ル度数】 17-18 ◆日本酒度 :+6 ◆酸度 :1.5
◆五百万石 55% ◆酵母 静岡HD-1 1.8L 2940円
松尾杜氏さんには、静岡型の吟醸造りの真髄を熱く
語って頂きました。
参加されたお客様に好きなお酒をお聞きすると
純米吟醸と、特別純米のおりがらみの2種類が、好きな
タイプのお酒を二分。
純米吟醸は女性が、そして特別純米は男性が好まれる
と言うパターンが多いらしいのですが、その通りの
アンケート結果でした。
傳一郎は、まだやや硬さがあり、辛さを感じましたが
秋頃になるとぐっと味が乗ってくるはずです。
そして「食」は、最近注目の「蒸し料理」。
担当シェフは山内清美さんと塩見美奈子さん
山内さんは以前飲食店をされていた方で
現在は、地ねた屋でも野菜を仕入れさせて
頂いている、大島町の「ゆめ市」に勤められて
います。
●前菜 (三才寄せ豆腐・まるごとじゃがいも蒸し・厚焼き玉子)
● 魚と春野菜のたっぷり蒸し鍋
鱸(すずき)・アスパラガス・サワーキャベツ・パプリカ
●浅利の酒蒸し
●鶏肉のカリカリ揚げ
● 具だくさんの味噌汁
● ツタンカーメンのえんどう豆ごはん
初夏の味わいを満喫!して頂きました。
ご来店 ありがとうございました!!
来月の 開店日は、6月11日 第二(金)
テーマは 「蕎麦で一杯」 (予定)
「てまえみそ」 ランチでお馴染みの「蕎麦工房野沢屋」さんの
打ち立ての「蕎麦」、そしてお蕎麦屋さんで出される酒肴を、
あれこれ取り揃えてお待ちしています。