
伝兵衛が最高の友とお届けする、最高の舞台!!
とライブのパンフレットにあったように
ステージには、伝兵衛さんの50才を祝おうと集まった
多くのミュージシャン達が。
そこには勿論伝兵衛堂さんライブではお馴染みの
佐山さん、石井さんそして佐藤桃子さんのお姿が。
伝兵衛さんのライブに参加するきっかけを作ってくれた
のが薪ストーブのプロショップ伝兵衛堂さん。
お店の名前はもちろん敬愛する伝兵衛さんから頂いたもの。
今まで3回のライブがお店のショールームで開催されましたが、
私はそのライブで初めて伝兵衛さんの音楽に触れ、一遍でファンになり
夫婦で、伝兵衛堂さんが企画してくれた弾丸バスツアーに参加しました。
その伝兵衛堂さんのブログには『音楽は人をつなげる。』とありましたが、
この日のライブは、全国からやって来た伝兵衛さんの音楽で繋がった
ファンで会場が埋め尽くされていました。

『いざ唄え伝兵衛 店ごとのんでハイウェイ
ズブロッカ、お願いだからもう一杯 』なる
高田馬場の某ライブハウスの横断幕も。
NHKホールが格闘技場のような雰囲気となっていました?
伝兵衛さんのソロから、伝兵衛商会、DUST、そして
弦楽四重奏と伝兵衛さんの音楽の系譜を辿るように
一人ひとり演奏者が加わって行くと言う流れでライブが進行して行きました。
私の大好きな曲
石井さんのベースワークが渋い!
『満月が笑う』。
弦楽四重奏での
『WESが聴こえる』
チョイ悪な男の世界
『嘘が8コ』
いつものお決まりの
『あと一杯 』
NHKホールで唄いたかった曲。
亡き友ギタリスト大村憲司氏へのトリビュート曲
『次の音』
40才の時に作って、これからも唄い続けますと宣言した曲
『夢はいつも』
数々の名曲が次々と披露されていきました。
ブルースシンガーとして活躍される近藤房之助さん、
そしてJAZZボーカリストのTOKUさんのミニライブ
もありました。
圧巻だったのは、伝兵衛さんが村上Pontaさんの
ドラムだけで唄った曲。(曲名・・聞き逃しました・・)
初めて聴いたのですが、こう言う音楽もあるのだと
静かな感動を覚えました。
最後は全員でのセッション。
観る側も勿論ですが、共演者の皆さんも本気で楽しん
でいるって事が伝わって来て嬉しくなりました。
ライブの裏方を務めるスタッフ、そして共演のミュージシャン
達までもが、伝兵衛さんの音楽に魅了され、楽しんで参加
しているのがよく分かりました。
伝兵衛さんのファンは男の!)ファンが多いらしいとは
聞いていたのだけれど、本当に実際もそうでした。
歌舞伎の大向こうさんの様に「でんべえ!」とかかるのは
黄色ではなく確かに茶色い声でありました。
野球で言えばあの「あぶさん」の「影浦安武」。
時代劇で言えば「木枯らし紋次郎」! って古!
一流のプロでありながら、わが道を行くって
のは、男があこがれる存在でありますね。
楽しいいひと時にも終わりがあります。
マイクなしでギターの弾き語りで唄われた
アンコールでの最後の曲。
『ライブが終れば』。
もっと聴いていたいと言う観客の思いの中、
NHKホールが静寂に包まれた中に響く伝兵衛さんの唄とギターの音。
歌い手と観客が一体となった時間でありました。
じーんと来ました。
生きて来て良かったと本気に感じた一瞬でありました。
『私にはこのような所は似合いません・
また明日から小さいところでやっていきます。』
そして熱かったライブの幕が静かに降りました。

伝兵衛さんの最後の言葉が・・・
TOKUさんが言っていたように本当に
渋カッコよかった・・・
弾丸ライブツアーを企画してくれた伝兵衛堂さん。
ご苦労様でした。
またライブがある時は、極上の地酒と焼酎を持って
伺います。
ありがとうございました。
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