
11月23日(日)
旭屋酒店恒例の「ヌーヴォーとアコースティックライブを
楽しむ会」を開催しました。
場所は当店前の欧風料理「ひらまつ亭」さん。
2008年の新酒ワインと平松シェフ作のスペシャル
ディナー頂きながら、極上の音楽を楽しむ会です。
2002年から開催しているこの会も早7回目となり
ました。
イベント メニュー
「ヌーヴォーとアコースティックライブを楽しむ会」
●11月23日(日)
●会場 植松町 ひらまつ亭
去年のパーティーの様子はこちら↓
http://asahiyasaketen.hamazo.tv/e894040.html
●料金
Aコース 6000円(料理+ワインコース)
○ワイン
ボージョレヌーヴォー(フランス)
ノヴェッロ (イタリア)
勝沼グレイスワイン2008(日本)
Bコース 5000円(料理+ソフトドリンクコース)
●スケジュール
○ PM6:00 開 場
お食事タイム
○ PM7:00 ライブ スタート
●出演
遠州スーパーギタートリオ
http://hase.hamazo.tv/
ゲスト エモーショナル AWA
http://www.h7.dion.ne.jp/~e-awa/
http://hase.hamazo.tv/e1552632.html
◇◆ひらまつ亭 ヌーヴォーのための特別メニュー ◇◆
サーモンのワイン蒸し
★
入鹿ハム特製のベーコンのサラダ
★
ローストビーフ
(以上はワンプレートでの盛り合わせ)
★
豆乳を使ったココナッツミルクのプリン
★
パン
★
コーヒーor 紅茶

お料理には、平松シェフにお願いして、シェフの同級生
である鶴見町の鈴木厚志さんの京丸園さんの姫ネギ、
姫チンゲンや、篠ヶ瀬町の「三才とうふ」さんの豆乳、
そして森町一宮の入鹿ハムさんのベーコンなど地場
産品を使って頂きました。
◇◆ 本日のワイン ◇◆
グレース デラウエア 2008
1923年創業の老舗蔵グレイスワイン中央葡萄酒㈱は、
甲州市勝沼に本拠地を置く、今最も注目すべき醸造所。
デラウエアは、最も熟期が早く8月に収穫されます。
ラブルスカ(米国系品種)特有の強い果実香を持ち、
酸味も豊かで、若飲みのワインとしてその美味しさを
発揮します。

モメサン ボージョレー ヌーヴォー 2008
ブルゴーニュ地方にある酒商(ネゴシアン)である
モメサン社が手掛けるボージョレーは、 1973
年より日本に輸入されていて、毎年とても人気が
あります。

ファルネーゼ ノヴェッロ 2008
イタリア中部、アブルッツオ州の人気の蔵元
ファルネーゼのノヴェッロ(新酒)。

一番初めのワインは、食前酒と言うことで選んだ、
グレイスワイン デラウエアの新酒です。ほんのりと
した甘さとフレッシュな酸が魅力のワイン。
もっと甘いかなと思いましたが、きれいな酸との
バランスが良く、香りは吟醸酒のようなニュアンス。
これはサーモンのワイン蒸しと。
普段は日本酒を呑んでいると言うお客様も、満足して
頂けました。
2番目は、モメサン社のボージョレーヌーヴォー。
なかなかの出来だと言う前評判どおり色調もやや濃く、
弾けるような酸味と程よく熟した赤い果実のような味わい。
「入鹿ハムさん作の特製ベーコンのサラダ」と抜群に
合っていました。
そして3番目は、ファルネーゼのノヴェッロ。
ボージョレーと比べると、しっかりとしたコクと凝縮感を
感じました。
軽いタンニンもあるので、「ローストビーフ」にも十分
対応出来ていました。
お客様には、3つのワインの個性を感じ取れて
良かったと言って頂けました。
ひらまつ亭さんはフレンチのお店なのですが、今回
のお料理は、新酒ワインのフレッシュで、軽やかな
味に合わせた、ソースもあっさりとした味付けでしたので、
ワインとのマッチングも申し分ないものであったと思います。
毎回この日の為にメニューを考えて下さいます。
感謝です。
お食事タイムが一段落ついたところでいよいよ、ライブの
第一部が始まりました。
2002年から始まったこの会のライブを初回からお願い
しているのが、「遠州スーパーギタートリオ」の皆さん。

左から リーダーのhaseさん、junyaさん、asaさん。
生ギター3本でのエネルギッシュな演奏と、フレンドリーな
ステージで、今回も楽しませてくれます。
さて、ライブの第一部はご存知「遠州スーパー
ギタートリオ」。
ところで。
遠州スーパーギタートリオ とは

ギターをベースにした路上ライブを行なっている
ギタリスト3人組。
(金曜日に駅周辺で飲んでいる方は一度はその
演奏を聴いたことがあるはずです。)
花のお江戸、尾張名古屋、そして京の都で生ま
れ育った3人が、なぜか浜松で出会いトリオを
結成し、普段はサラリーマンとしてバイバリ仕事
をこなし、週末になるとスーパーギターマンに変身!!
レパートリーはオリジナル・ラテン・ポップス・
ジャズの名曲を時には情熱的に、時にはしっとりと
歌い上げます。
ファンが付けた愛称が「遠トリ」。
ライブは、オリジナルの新曲「吟遊詩人」で始まりました。
この日のお客様の半分は、遠トリさんのステージを
体験するのは初めての方たち。
それでも、スパニッシュテイスト溢れるメロディアスで熱い
エネルギッシュな演奏は、聴く人を楽しませてくれました。
パワー溢れるオリジナル曲で遠トリ節が炸裂すると思えば、
映画のワンシーンが浮かんでくる、スティングの
「Englishman in New York」をギターでしっとりと歌い上げ
るなど、曲構成も素晴らしく聴く人を飽きさせませんでした。
そして第2部は愛知県で活躍されているバイオリンと
ギターのユニット「エモーショナル AWA」さんによる
ライブパフォーマンスを。

ところで、エモーショナル AWAとは

南野梓さんと谷村武彦さんにより1993年即興派
エモーショ ナル・ミュージックの新しいアコース
ティック・サウンド・ユニットとしてスター ト。
音楽の持つ構成力を重視した即興演奏を軸とし
メロディアスで独創的な世界を 作り出し注目
を集めている。
AWAさんはこれで4回目の出演となるのですが、またもや
お客様は開始10秒から、その華麗かつ楽しさ溢れる
ステージに引き込まれました。
オリジナルからポップス、そして映画音楽でお客様を
行きつく暇もないほどに楽しませた後、今回新しい
サプライズがありました。それは、お客様から
2つの言葉を頂き、その言葉をモチーフにした曲を、
即興での演奏すると言うもの。
その言葉と言うのが今の季節にぴったりの「紅葉」、
そして「地球」というスケールの大きな言葉。
打ち合わせもそこそこに、ギターの演奏が始まり、
それにバイオリンが後を追っていきました。
ギターの爪弾きは、風に吹かれ枯葉が舞落ちていく様子を
そして、バイオリンは音で、山裾を鮮やかに塗る変えて行く
紅葉をイメージさせてくれました。
初見で弾いたとは思えないほどの演奏。
まさにエモーショナル!(即興)な音楽を聴かせてくれた
AWAさんでした。
AWAさんの、躍動感あふれる演奏が終わると
今回も遠トリさんとAWAさんとのセッションがありました。
曲はジャンゴ・ラインハルトの名曲「マイナースイング」。
4本のギターとバイオリンによる演奏は、一年ぶりという
ブランクを感じさせないほどのハーモニーを聴かせて
くれました。
とても会場入りしてから40分だけリハーサルをしただけ
とは思わないほどの完成度でした。
年にこの会だけに会って演奏する事がとても楽しいと言って
いた遠トリさんとAWAさん。
今回は約半分の方々が初めてのお客様。
そのお客さんから『とても楽しい会で、楽しませて
頂きました』とおっしゃって頂きました。
そしてまた次の企画を楽しみにしていますとも
言って頂きました。
ご参加頂いたお客様には、美味しいお料理とワイン
そして素晴らしい演奏を。そして演奏して頂いた
遠トリさん、AWAさんも楽しく演奏が出来嬉しかった
と言っていただきました。
こちらも元気を頂くことが出来ました。
ボージョレーヌーヴォーの販売数はここ何年
下降気味で、一昨年あたりからはニュースで
取り上げられるのは、販売数の減少の話ばかり。
でも、もともとは、収穫の喜びを祝うワインとして
楽しむワインだったはず。
これからも当店では、一年に一回出来たてワイン
をライブと一緒に楽しむイベントとして、お客様に
楽しんで頂こうと思います。
お越し頂いたお客様、そして素晴らしい演奏で
楽しませて下さった遠州スーパーギタートリオさん。
エモーショナルAWAさん。
今回、初めてPAをお願いしたOkabaさん。
そして美味しいお料理を提供して下さった平松シェフ。
本当にありがとうございました。
ライブの後は打ち上げ!


これが楽しくて続けているのです!?
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