今月の地ねた屋は

「吟醸王国しずおか」の企画・構成・監督をされている鈴木真弓

さんに参加して頂き、パイロット版の試写会を開催しました。

テレビ版は見ていたのですが、映画はまったく別ものでした。

酒造りの現場に立っていると錯覚するほどの臨場感。

構成は酒蔵を知り尽くしている真弓さんだからこそ。

被写体に肉薄する映像は、字幕と肉声だけが流れていく中に、

バックを流れる音楽。とてもマッチしていました。

波瀬さんのインタビューのところでは、なつかしいあのお顔

と朴訥な語りに、思わず目頭が熱くなりました。

上映会に並行しての編集作業が続くと思いますが

完成すれば、極上のドキュメンタリー映画になると

思います。



上映会のあとには、映画で紹介された蔵元の

お酒を飲みながら、「蕎麦工房野澤屋」のお蕎麦を

堪能しました。



この日のお酒は、映画で紹介されていた磯自慢、初亀、若竹、喜久酔

のお酒をご用意。

映画で喜久酔の青島杜氏が、出来あがったばかりの

お酒を飲んで一言「生まれました」とつぶやくシーンが

ありましたが、その後飲んだ喜久酔の味わいはまた格別

だったのは言うまでもありません。

お酒の誕生の喜びのおすそわけを頂きました。

この日、私と同じく「吟醸王国しずおか」会員のかたやま酒店

の片山克哉さんが参加してくれたのですが、とっておきのお酒を

持ち込んでくれました。

そのお酒と言うのが、「初亀」さんで一年間だけ杜氏を務められ、現在は

志太泉さんの杜氏を務められている西原光志さんが造られた

お酒。

映画の中で、初亀の杜氏となって蔵入りする姿が紹介されていました。

その西原さんの造られた「初亀」と現在の初亀さんのお酒と飲み

比べると言うサプライズもありました。



浜松で２回目の上映会を、と言う声も上がって

いますので、その節はまた協力させて頂こうと思います。



◆掛川会場
◇日時　6月27日（日）　15時～　＊随時上映

◇会場　＜試写＞掛川駅前ターミナルホテル１階「駅前天国PACCHI」、

　　　　　　＜はしご酒交流会＞「さんぱち屋」「蔵」　＊いずれも掛川駅徒歩３分圏内

◇費用　1000円　試飲・おつまみ付き

◇申込　吟醸王国しずおかＨＰ　＊当日参加もＯＫ

鈴木真弓さんのブログ
http://mayumi-s-jizake.blogzine.jp/blog/
「吟醸王国しずおか」のＨＰ
http://ginjyo-shizuoka.jp/