麦の香ばしさと米の旨みを

温故酒新堂

2010年01月27日 14:30



長崎県壱岐の蔵元「重家(おもや)酒造さんから
11月から1月までの間だけ、全国で19店のみ
に出荷される麦焼酎「村主」すぐり です。


かめ壷仕込み常圧蒸留の個性ある焼酎で、白麹
仕込みの原酒と黒麹仕込みの原酒を3年以上熟成
させブレンド。
白麹原酒のすっきりとした味わい、黒麹原酒の麦の
香ばしさ、そしてやわらかな米の甘味があります。

麦と米で造られる壱岐焼酎。
その個性をあますことなく表現してあります。
ストレートでも十分に熟成されていますので、
きつさは感じられません。
私はストレートか、少し割り水で飲むのが好み
なんですが、地元では焼酎7に対し水を3の
割合でいれ、一晩寝かしたもの(前割り)を湯煎にて
熱燗くらい(50度近辺)に暖めて飲むのが
最高に旨いと言われています。

日本酒もお燗で飲むスタイルが静かなブーム
ですが、焼酎もお湯割りでなく、お燗せてじっくり
味わうってのも趣があると思います。

村主 すぐり
http://www.japan-net.ne.jp/~kobanti/honkaku%20syoutyu.index.htm

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